金沢大学は、2025年9月23日に中国・杭州で開催された第5回世界生物圏保存地域ネットワーク会合において、「生物圏保存地域・ユネスコ世界ジオパークにおける学生主導交流の推進 ― 低負担・高効果型の持続可能性教育モデル」と題したサイドイベントを主催しました。
この国際的な場において、金沢大学は、生物圏保存地域やユネスコ世界ジオパークでのフィールド学習や異文化学習を、より身近で効果的なものとするための、新たな学生主導型モビリティ枠組みを紹介しました。
セッションでは、各登壇者がユースの参画やユネスコ指定地域における教育協働に関する多様な視点を発表しました。
- アイーダ・ママードウァ(Aida Mammadova)准教授(金沢大学ユネスコチェア、日本)
新たな国際学生モビリティ枠組みの構想と開発プロセスを紹介し、「低負担・高効果」のアプローチを強調しました。
- デニス・マーガレット・マティアス(Denise Margaret Matias)博士(エバースヴァルデ持続可能開発大学、ドイツ)
学生交流プログラムを組織する際の課題と、生物圏保存地域におけるユース参画イニシアチブを共に発展させる成功事例を紹介しました。
- アリス・ロス(Alice Roth)氏(MABフランス、フランス)
ユース参画や地域に根ざした持続可能性活動を促進するうえで、MABフランスのネットワークが果たす役割について述べました。
- 門田 朔(Saku Monden)さん(愛媛大学 学生、日本)
日本およびドイツの生物圏保存地域での国際フィールド交流に参加した経験を共有し、フィールド学習の価値を強調しました。
発表後には、参加者や若者代表とのオープンディスカッションが行われ、学生交流プログラムの課題や今後の展望について意見交換がなされました。
最後に、ユネスコチェアホルダーのママードウァ准教授は、「私たちの目標は、生物圏保存地域やユネスコ世界ジオパークを単なる保護された景観にとどめるのではなく、世界中の学生が利用できる“生きた教室”とすることです」と結びました。
金沢大学は今後も国際的なパートナーと協力し、学生主導の持続可能性交流を推進するための国際的なネットワーク構築を進めてまいります。



