概要

金沢大学ユネスコチェアとは

金沢大学はユネスコチェアに選定され、2023年1月26日付けでユネスコとの間で覚書を締結しました。認可期間は2027年6月30日までです。

ユネスコが1992年に開始したユニツイン(UNITWIN:University Twinning)/ユネスコチェア(UNESCO Chairs)とは、知の交流と共有を通じて、高等教育機関および研究機関の能力向上を目的とするプログラムです。高等教育機関の国際的な連携・協働を促進することにより、人的・物的資源のシンクタンクとして、また教育・研究機関、地域コミュニティ、政策立案者間の橋渡し的存在としての役割を担うことを目指しています。2023年11月現在で、世界120ヵ国の高等教育機関に950のユネスコチェアと45のユニツインが設置されています。

金沢大学ユネスコチェア「Intergenerational Learning for Sustainable Development(持続可能な開発のための世代間学習促進プログラム)」は、チェアホルダーである国際日本研究教育センターのアイーダ・ママードゥア准教授を中心とした活動により、複数のユネスコ認定地域をフィールドとして社会・経済・環境面で若者と年配者の世代間学習を促進し、相互に有益な価値観を創造することを目指します。特に、研究、教育、能力開発、普及に焦点を当て、地域および国際的なパートナー機関とともに、より結束力の強い社会に向けた革新と伝統の融合を目指して、教育研究活動を展開します。

ユネスコチェアよりメッセージ

金沢大学ユネスコチェア「Intergenerational Learning for Sustainable Development(持続可能な開発のための世代間学習促進プログラム)」の公式ウェブサイトへようこそ。ユネスコチェアホルダーを務めておりますアイーダ・ママードウァ(Aida Mammadova)です。私たちのチェアでは、世代間の知識と経験の交流を通じて、持続可能な未来の実現を目指しています。石川県内のさまざまなユネスコ認定地域を舞台に、地域社会と連携した教育・研究活動を行っています。白山地域は、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)および白山手取川ユネスコ世界ジオパークに認定されており、自然環境の保護と地域社会の共生を目指した取り組みを進めています。これらの活動が高く評価され、私たちは2023年ユネスコ/日本ESD賞を受賞する栄誉に預かりました。能登地域は、国連食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に認定されており、里山里海の伝統的な農業や漁業が受け継がれ、地域の自然と文化を守る持続可能な生活が実践されています。さらに、金沢市はユネスコ創造都市のクラフト分野に認定されており、伝統工芸と現代デザインが融合する文化都市として、地域の創造産業の発展に貢献しています。これらの地域での活動を通じて、私たちは次世代を担う若者たちと地域の知恵を結びつけ、持続可能な社会の構築を推進しています。ぜひ、私たちの活動をご覧いただき、このグローバルなムーブメントにご参加ください。共に持続可能な未来を築いていきましょう。

アイーダ先生

沿革

2023年1月
金沢大学 ユネスコチェアの覚書締結

2023年11月
ユネスコ/日本ESD賞を受賞

活動地域

本プログラムは、石川県の以下の3地域で活動を行います。

  1. 世界農業遺産「能登の里山里海」
  2. クラフト創造都市・金沢
  3. 白山ユネスコエコパーク・白山手取川ユネスコ世界ジオパーク